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コージェネレーション

ガスコージェネレーションシステム

コージェネレーションシステムとは

1つのエネルギーから複数のエネルギーを同時に取り出すシステムが「コージェネレーションシステム(CGS:GAS CO-GENERATION SYSTEM)です。
ガスコージェネレーションシステムは、クリーンな都市ガスを燃料とし、発電時に出る廃熱で蒸気や温水を発生させ、生産プロセス・給湯・冷暖房などに利用するしくみです。

国の政策での位置づけ

平成26年4月に閣議決定された「エネルギー基本計画」において、コージェネレーションシステムは電力ピークの緩 和、電源構成の多様化・分散化、災害に対する強靭性を持つことから、家庭用を含めたコージェネレーションシステム の導入推進を図るとされています。
また平成27年7月に公表された「長期エネルギー見通し」では、エネファームを含むコージェネレーションシステムの 1,190億kWh程度の導入促進を図るとされており、コージェネレーションシステムの更なる普及拡大が期待されていま す。

ガスコージェネレーションシステムの仕組み

高いエネルギー効率

ガスコージェネレーションシステムは、電気を使用する場所で発電する「分散型発電システム」です。従来システムのような送電ロスもなく、発電と同時に発生する熱を有効利用できるため、高いエネルギー効率が実現できます。

電力の負荷平準化

コージェネレーションシステムの種類

ガスコージェネレーションシステムには、ガスエンジン、ガスタービン、燃料電池の3種類があります。

コージェネレーションシステムの種類

ガスコージェネレーションシステムの特長

電力の負荷平準化

電力の負荷平準化

分散型発電システムのため需要家にて発電するため、電力のピークカットが行え、節電(負荷平準化)に貢献できます。その結果、電力料金を削減できます。

廃熱の有効利用

廃熱の有効利用

発電時に発生した廃熱を給湯や冷暖房などに有効活用することで、既存の燃料費削減が可能です。

環境貢献

環境貢献

廃熱の有効利用により、エネルギー効率が80%~85%と高く、省エネルギー並びにCO2の削減が可能です。

電源セキュリティの向上

電源セキュリティの向上

停電対応仕様であれば万が一の停電時にも都市ガスが供給されている限りあらかじめ選定した負荷に対して電力供給が可能です。

ガスコージェネレーションシステムの普及状況

ガスコージェネレーションシステムの普及推移

ガスコージェネレーションシステムの普及推移

※ガスエンジン、ガスタービン、燃料電池によるガスコージェネレーションシステム(スチームタービンは含み ません)
※設置容量および設置件数は累計(設置と撤去を加減した数値)
※家庭用の累計設置件数は253,213件(2015年度)

ラインナップ

ガスエンジン

ガスエンジン

ガスエンジンは、発電効率が高く、廃熱から「温水のみ」または、「温水と蒸気」を取り出せるため、様々なニーズに対応できます。

ガスタービン
ガスタービン

ガスタービンは、多くの蒸気を取り出せるため熱効率が高く、熱負荷の大きいお客さまにおすすめです。

ジェネライト
ジェネライト

ジェネライトは、必要な場所で発電することで、排熱を有効利用することができます。放熱ロスが少なく高効率なので省エネルギー、省コストに大きく貢献します。

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