ガス機器の使用中に
換気が不十分の恐れがあります。新鮮な空気が不足すると、不完全燃焼による一酸化炭素中毒をおこし、死亡事故につながる場合があります。 すぐに換気を行い、ガス機器の使用を中止して、日本ガス(電話:099-250-5119)にご連絡ください。
換気が不十分だと新鮮な空気が不足し、不完全燃焼による一酸化炭素中毒をおこし、死亡事故につながる場合があります。必ず換気扇を回すか窓を開けて換気をしましょう。また、不完全燃焼防止装置が付いているガス機器でも、必ず換気をしてください。
一酸化炭素は無色・無臭の上、毒性が強力であり、少量でも危険です。
一酸化炭素中毒は軽度の中毒症状でも、頭痛・吐き気をもよおし、重くなると手足がしびれて動けなくなることがあります。
さらに重症になると、脳細胞が破壊されたり、意識不明になるなどして、死に至ることもあります。
CO(%) | 呼吸時間及び症状 |
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0.02 | 2~3時間内に軽い頭痛 |
0.04 | 1~2時間で前頭痛 2.5~3.5時間で後頭痛 |
0.08 | 45分で頭痛、めまい、吐気 2時間で失神 |
0.16 | 20分で頭痛、めまい 30分で致死 |
0.32 | 5~10分で頭痛、めまい 30分で致死 |
0.64 | 1~2分で頭痛、めまい 10~15分で致死 |
1.28 | 1~3分で致死 |
給排気設備の不備やガス機器の不適切な使用により、不完全燃焼を引き起こし、一酸化炭素中毒をひきおこす恐れがあります。
日本ガスでは法令に基づき4年に1度のガス定期保安調査により、給排気設備の調査を行っています。お客さまに安心してガスをご使用いただくための調査です。ご協力をよろしくお願いします。
日本ガスでは一酸化炭素を検知すると、ランプの点灯や音声でお知らせする「不完全燃焼警報機能付きガス警報器」の取付をオススメしております。また、設置が義務付けられている「火災警報」機能を付加した警報器もございますので、ぜひご相談ください。