クリーンなエネルギーシステムの構築を通じて、サスティナブルな社会の実現を目指す日本ガス。
脱炭素・低炭素化を推進する企業の皆さまへ、カーボン・オフセット都市ガスを提供しています。
天然ガスの採掘から家庭で使用するまでに発生するCO₂をゼロにするのは現実的に不可能なため、世界各地で行われている環境保全プロジェクトで創出されたCO₂クレジットで相殺する仕組みを活用した都市ガスです。
低・脱炭素化に対するニーズの高まりを受け、採用する企業が増えています。
※2025年4月1日より、カーボンニュートラル都市ガスからカーボン・オフセット都市ガスに名称変更いたしました。
カーボン・オフセット都市ガスのご提供とともに、「供給証明書」を発行いたします。お客さまは、供給証明書を環境への取り組みとして対外発表などにご活用いただけます。なお、お届けする天然ガスは従来と品質は変わりませんので、設備の更新などは不要です。
※通常はボランタリークレジットによりCO₂をオフセットする供給証明書を発行いたします。
※購入条件や価格等の詳細は別途ご相談ください。
カーボン・オフセットLNGを利用して、生産〜燃焼までのライフサイクルで発生するCO₂排出量を実質ゼロにした都市ガスです。
付加するクレジット「VCS※」は、温対法等の国内の制度においては非公式なため、お客さまが環境価値を活用できるのは「CSRレポート」等の対外的PRに限定されます。
※VCS = Verified Carbon Standardの略。自主的炭素市場における温室効果ガス排出量削減・吸収プロジェクトから発生するクレジットについて、品質を保証するための基準。
CO₂クレジットの種類
CO₂クレジットには、政府主導と民間主導の2つの種類があり、日本ガスでは民間主導のボランタリークレジットを採用しています。世界規模で取引・活用がされており、政府主導のコンプライアンスクレジットに比べると安価なため、導入しやすいのが特徴です。
ボランタリークレジット
●世界規模で取引・活用がされている、NGOや民間主導のクレジット制度
●世界の森林のCO₂クレジット吸収能力向上にも貢献
●流通量がコンプライアンスクレジットと比べて多く、安価
●国内法※への報告には未対応
コンプライアンスクレジット
●国が認証を行い、国内で取引・活用がされているクレジット(J-クレジット等)
●流通量が少ないため、割高
●国内法※への報告に活用可能
※国内法=温対法:地球温暖化対策の推進に関する法律 / 省エネ法:エネルギーの使用の合理化等に関する法律
2024年10月5日、観光産業における国際的な環境認証「Green Key」を国内の外資系ホテルとして初めて取得されたシェラトン鹿児島様。「Green Key」は、エネルギーや水資源の管理、廃棄物削減等、13カテゴリ、75の必須項目と75の努力項目にわたる厳しい基準を満たす必要があり、認証後も再審査による取組の維持や改善を求められます。シェラトン鹿児島様では、最新の環境対策に取り組む中で「カーボン・オフセット都市ガス」を採用して頂きました。
洗練された空間と心地よいサービスで国内外から訪れるゲストを魅了し、地産地消を意識した食の提供などを通して、地域の方たちとの繋がりも大切にするシェラトン鹿児島様。環境や社会に貢献する取組においても、常に先を見据え進み続けています。
お客さまHPへ